カントン包茎を治療する流れをステップごとにわかりやすく解説

カントン包茎を治療する流れをステップごとにわかりやすく解説

カントン包茎になっている場合には、そのままの状態で放置しておくよりも治療をした方が良い傾向にあります。
通常の包茎よりも、締め付けがきつくなっているため本来の機能が失われてしまう可能性があるでしょう。
そのため、早い段階でクリニックを探して適切な治療を受けるべきです。
ただ、初めてクリニックに通う場合には、どのような治療の流れになるかなかなかわからないでしょう。
治療の流れが分からなければ、不安に感じても仕方がありません。

そこで、カントン包茎の治療をする場合の流れを一通り知っておくことが大事です。
これを理解した上で、適切な施術を受けるようにしましょう。

まずはカウンセリングで話を聞く

カントン包茎の治療の前の段階で、カウンセリングを受けることが必要です。
カウンセリングといっても、心理カウンセラーが行うものとは異なり、心の中の話ではなくクラッチ合わせをするような形になります。
なぜこのようなことをするかと言えば、クリニックの先生の考え方と患者の考え方を一致させなければお互いが納得いく結果を出すことができないからです。
特にクリニックにとっては、患者さんが希望していない施術をしてしまい問題が発生するようなこともあるでしょう。
このように考えれば、カウンセリングはとても重要といます。

カウンセリングの内容を簡潔に言えば、まず患者の悩みを聞くことです。
どのような悩みを持っているかにより、施術方法も大きく異なるからです。
場合によっては手術をした方が良い場合もありますが、しない方が良い場合もあります。
この点に関しては、先生の裁量によって大きく変わってくるでしょう。

カントン包茎においては、メスを入れる場合と入れない場合料金も大きく異なります。
この点の話し合いも明確に行われることがほとんどです。
特にお金に関してはナーバスに考えている人が多いため、事前に見積もり金額を出して、患者さんがそれに納得して初めて施術を行うことができます。

施術を始める前からスタートした後

カントン包茎の施術をする場合には、まず予約を入れておく必要があります。
これは、カウンセリングで患者と先生の方で話し合いをした後、契約をするならばその時にお金を払うと同時に日時を決めてその日に施術を行います。
その日のうちに行うケースもありますが、既に予約で埋まっている場合には1週間後などになるでしょう。

手術を受ける前の段階で、飲酒等を避けるように言われます。
飲酒をした状態で手術を受けると、メスを入れた後血液の流れが止まらず止血が大変だからです。
また風邪をひいている場合などは別の日に予約をするように言われることが多いです。
これは、患者さん本人の問題もありますが、それ以外の人に風邪をうつしてしまう可能性もあるからです。

施術が始まってから終了するまで、どれぐらいの時間がかかるか知っておいた方が良いかもしれません。
基本的には、メスを入れる場合は1時間前後の時間がかかることが多いです。
この場合は部分麻酔になるでしょう。
これに対して、メスを入れない場合は20分から30分程度で終わることが多いです。

いずれの場合も最初に麻酔を行い、麻酔が効き始めてから本格的に手術を始めることになります。

術後の流れを理解しておこう

カントン包茎の術後のポイントは、メスを入れる場合と入れない場合で異なります。
ダウンタイムがまず大きく異なり、この点はしっかりと頭に入れておかなければならないところです。
ダウンタイムは、メスを入れた場合2週間程度になることが多いです。
これだけ時間をかけながら、完全に肌がくっついた状態になるまで待つわけです。
その間に、いくつかのクリニックでは、状態を見るために患者さんに来てもらうことがあります。
もし1週間経過して問題がなければそのまま終了です。
これに対して、1週間経過してもまだ痛みが伴う場合などは再び薬などを出すことになるでしょう。

1週間後に来てもらう目的は、糸を抜くことにもあります。
最近は医療用の糸でも、自然に溶けていくものもあるため抜糸をする必要がないことも多いです。
しかしそうでなければ、手術が終わった後1週間後に糸を行くのが普通です。

ちなみに、お風呂等を制限されることもありますが、たいていは最初の1日だけです。
2日目以降は普通に入って良いことも多いです。
ただ、感染症などを防止するため最初の3日間はなるべく入らない方が良いと言われることもあります。
3日目以降は、運動なども普通に行えることが多いです。

まとめ

これからカントン包茎の手術をするならば、その治療の流れを理解しておいた方が良いです。
通常はいきなり手術をするような事はなく、まずはカウンセリングをして患者と医者のクラッチ合わせを行う流れです。
その後、契約が決まれば予約をした日時に再び来てもらい、そこから手術が始まるでしょう。
メスを入れるときには、1時間位の手術時間になります。
メスを入れなければ30分以内に終わることが多いでしょう。

術後は、ダウンタイムなどを考えて行動が制限されることがあります。
特に運動や飲酒などが制限されており、術後1週間が経過して問題なければ1連の流れは終わります。